カラーリングの色味に関してですが中々希望道理の色が出ない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
真っ白なキャンパスに色をつけるのであれば簡単なことで済む訳なのですが、問題はカラーリングの場合、そのキャンパスが毛髪という茶色(人それぞれ違う茶色)であるため、出てくる色は地毛のベース色プラスカラー剤の色素の色ということになります。
毛髪の色は、青の色素、赤の色素、黄色の色素が混ざり合って茶色になっています。大体日本人の地毛のレベルは、3〜5レベルの茶色で、明るくして行った場合、まず、青の色素がぬけて赤みを帯びた茶色に変化します。順次、赤→橙→黄色→ペールイエローという地毛のベースカラーが変化してきます。希望の明るさのレベルでの地毛のベース色を計算に入れ、概染毛であったならば、前回染めた色素の残りも踏まえ、ベース調整を加えた調合をします。
補色の関係を使い、調整していきます。
特別な色を望む場合、地毛のベース色が邪魔になる場合もあります。そんな時は、ダブルカラーで、1回目でベース色を調整し、2回目で希望色をしっかりのせていきます。
通常のカラーリングでは、ベーストーンは、約1レベル明るくなり、色素が染まって希望のレベルになります。よって日にちがたって退色し明るくなっていくのは、染めた色素が徐々に抜け、ベーストーンの状態に近づいていくからです。損傷が進めば進むほど退色も早くなりやすいので、普段からのケアが大切になります。
微妙な色味は、環境光により、違ってみえます。太陽の下、蛍光灯の下、スポットの下では見え方が変化します。自分が今、どんな環境光で色を見ているかを意識して判断した方が確かな色を認識出来ると思います。