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毛髪ケミカル04 縮毛矯正について

縮毛矯正の流れとその作用

毛髪内部は、親水性の部分と疎水性の部分が存在し、直毛の場合それらが平均して存在し、くせ毛の場合はかたよって配置されており、濡れている時にストレートに見えていても乾かすとうねりが出てきます。たとえて話すと濡れた板を乾かした時、自然に反ってくる状態と同じです。水分を維持している箇所とそうでない箇所では膨潤度合いが違うため、うねりが生じます。通常のストレート行程ではくせが戻ってしまう理由の一端はここにあります。

縮毛矯正の行程は、まず1剤により、薬剤の浸透しにくい疎水性の部分にもしっかり薬剤を利かすこと、通常のパーマよりも還元を進めることになります。そのため縮毛矯正薬剤は少し粘度を持たせ、より多くの薬液が毛髪に付着し、還元時間を長めにもたせられるようにできています。還元はより多く、しかし過膨潤すると、しわしわのビビり毛になってしまうので確かな毛髪診断の上、行程をすすめることが大切です。

1剤の還元作用が済んだら薬剤を流します。次に、ブロー法、もしくはアイロン法でストレートに乾かし、ストレートの形状記憶を行います。一般的にアイロンよりもブローの方が与える熱が低く済むので毛髪の負担は軽いと言えます。

形状記憶作業が終わったら、2剤で固定します。2剤は瞬時に固定する過酸化水素タイプが比較的使いやすいようです。

 

薬剤選定

非常にデリケートな施術になります。毛髪の根元、中間、毛先に対して箇所箇所に適した処理と薬剤と時間と温度、更に過去施術歴も考慮に入れながら、きめ細かい対応が必要な技術です。

                                                             

記 2010年12月
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